【科学ミステリー】地球のど真ん中がドクンと動いてる!?知られざる“内核”のひみつ

はじめに
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🌍 地球の中心にある「内核(ないかく)」が、まるで心臓みたいに“ドクン”と動いている
──そんな驚きの研究結果が、2023年に発表されました!
しかもその動きが、私たちのスマホ、天気、さらには「1日の長さ」にまで関わっているかもしれないなんて……
ちょっと信じられませんよね?
でもこれは、最新の科学で少しずつわかってきた「地球の鼓動」の正体。
この記事では、その不思議な仕組みをご紹介します。
※本記事はエンターテインメント目的で制作されています
🔍 地球の“中身”ってどうなってる?

世界最大のミステリーゾーンへようこそ!
地球の内部構造は、まるで巨大なタマネギ。
皮をむけばむくほど熱くて謎めいた世界が広がっていきます。
さて、その一番奥にあるのが今回の主役──「内核」です!
地球の断面図をのぞいてみると
- 地殻(ちかく)▶ 私たちが歩いている、いちばん外側の“地面”
- マントル ▶ ぐつぐつ溶けた岩石の層。マグマがここから噴き出します
- 外核(がいかく)▶ ドロドロの液体金属がぐるぐる流れるゾーン
- 内核(ないかく)▶ 地球の“心臓部”。超高温の金属でできた“固体の球”!
▶ びっくり内核データ
- 直径:約2,500km(東京からインドまで直線距離でほぼ同じ)
- 材料:鉄とニッケル(つまりめちゃくちゃ重たい)
- 温度:約6,000度(太陽の表面レベル!?)
この内核、ただの金属のかたまりではありません。
液体の外核の中にポツンと浮かんでいて、地球の磁場を生み出す“ジェネレーター”としても働いていると考えられているんです。
そう、地球は中身までエネルギー満タンな“熱い星”なのです!
⏳ 地球の心臓が70年ごとにリズムを変える!?

最新の研究によると、地球の内核はおよそ70年周期で、その回転のスピードや向きを変えている可能性があるのだとか。
まるでメトロノームのように、規則正しくリズムを刻んでいるのです!
ここで注目すべきはこの3つのポイント
- 1970年代ごろ、内核は地球の地殻よりも速いスピードで回転していた
- ところが2009年頃、その回転がピタリと止まったように見える現象が起きた!?
- そして最近では、なんと“逆回転”を始めたかもしれないという衝撃の兆候も!
──地球のど真ん中で、何かがゆっくりと動いている。
その動きは、まるで「トクン、トクン」と鼓動を打つ心臓のよう。
見えないけれど、確かにそこにある“地球の生命感”が、静かに私たちの足元で続いているのかもしれません。
🧈 内核は“とろける金属球”だった!?

固いだけじゃない!?
これまで「内核=カチカチの鉄のかたまり」と思われてきましたが、最近の研究がそのイメージを大きくくつがえしました。
なんと、地球のど真ん中にある内核は、意外と“やわらかい”かもしれないんです!
どういうこと?
理由はこちら
- 鉄の原子がきっちり並んでいるけど、ほんの少し動ける余地がある「ゆるめの構造」
- 固体のはずなのに、液体のように振る舞う「超イオン状態」に近い可能性
- 表面はガッチリ、でも中は“バターが常温でとろけた感じ”に近い!?
この“半分カチカチ・半分とろとろ”な性質こそ、内核がゆっくりと回転したり、回転のスピードや方向を変えたりする謎を解くカギかもしれないのです。
つまり──地球の心臓は、まさかの“やわらか仕様”だった!?
🔁 6年おきにもピクッと動いていた!?

実は“地球の心臓”は6年おきにもピクッと動いていた!?
最新の研究によると、内核は70年ごとに大きく動くだけでなく、なんと6年ごとにも前後に小さくスライドしていることが明らかになりました!
注目のポイント
- 数キロメートルだけ、まるで息をするように前後に揺れている
- この微妙な動きが、地球の1日の長さ(自転)にまで影響しているというから驚き!
つまり──地球の内核は「ドクン、ドクン」と大きく鼓動を打ちながら、その合間にも「ピクッ」と小さくリズムを刻んでいる。
地球のど真ん中では、ふたつのリズムが重なり合って、まるで交響曲のように動き続けているのかもしれません。
📡 ドミノのように影響が!?

内核が“動く”と、私たちの暮らしにもドミノのように影響が!?
「地球の真ん中で何か動いてるって言われても……自分には関係ないでしょ?」
そう思いたくなる気持ち、わかります。
でも実は、その小さな変化がジワジワと私たちの生活を揺らしているかもしれないんです!
✅ 地球の磁場が“ゆらぐ”かも
- 内核の動きが外核に影響を与え、それが磁場に変化を起こす可能性が。
- 結果、オーロラがたくさん見えるようになったり、飛行機のルートや衛星通信に影響が出ることも。
✅ 時間が“ほんのちょっとだけ”ズレる!?
- 内核の動きで地球の自転スピードがわずかに変わると、1日の長さもズレてくる。
- そのズレ、ミリ秒単位だけど、GPSや原子時計の世界では超重要!
✅ 天気の“クセ”にも関係してるかも?(こちらは研究進行中)
- 内核の周期的な動きと、気圧や気温のパターンがリンクしてる可能性も。
たったひとつの金属の球──。
それも地球のど真ん中にある小さな“心臓”が、 私たちの頭上の空や、腕時計の時間まで動かしているかもしれないって、ちょっとロマンありますよね。
🧭 地球は、呼吸する“生きもの”かもしれない?

「地球の深いところで何が起きていようと、自分の生活には関係ない」
──そう思いがちですよね。
でも実は、その奥深くで刻まれている“リズム”が、
- 地球の磁場を整えたり、
- 1日の長さをほんの少し変えていたり、
- 天気のサイクルにまで影響しているかもしれないんです。
見えない、でも確かに存在するこの“地球の鼓動”。
それはまるで、私たちの心臓のように、生きている証なのかもしれません。
☕ 最後に

いまこの瞬間も、地球の奥深くで“トクン、トクン”と静かに打ち続ける音がある。
その小さな鼓動は、私たちの暮らしのリズムと重なり、 ふだん意識することのない「星の息づかい」をそっと伝えてくれています。
もしこの記事を読んで「地球って、ちょっとロマンチックかも」と思ってくれたなら──。
その気持ち、ぜひ家族や友だちにも届けてみてください。
きっと次に地面を踏みしめたとき、 この星の“心臓の音”が、少しだけ身近に感じられるはずです。
4コマ漫画「地球、鼓動してます」
