運命の剣【掌編小説】
佐藤直哉(Naoya sato-)
コヨーテの小噺
【場面】 惑星の遺跡。ソラとエコーが奇妙なキッチンガジェットの前に立つ。
これで料理ができるの?
はい、ただし操作が複雑です。
「複雑」ってどれくらい?(ボタンをポチッ)
ガジェットから奇妙な音。
不思議な料理が出現。
これが料理?
失敗作?
操作ミスです。
もう一度説明し—
エコーが言い終わる前にソラが再操作。
更に奇怪な結果に。
未来のキッチンは爆発がデフォルト?
慣れが必要です。
そして創造力も。
創造力ね…(再操作)
ガジェットが小さな花火を打ち上げる。
これはこれで楽しい!
綺麗ですね。
本来の使い方とは違いますけど。
二人が笑いながら遊び続ける
古代ガジェット、意外と面白い。
新たな発見から文明は始まります。
この発見が新たな文明の第一歩となるかもしれませんね。
【幕】