寝言【4コマ漫画】
佐藤直哉(Naoya sato-)
コヨーテの小噺
「非効率では?」と口にした瞬間、“処理”される。
おかしいはずなのに、どこかで見覚えのある光景です。
合理性は、本来なら組織をよくするための問いかけのはずです。
それでも、“無駄”を生きがいにしている人にとっては、立場を揺るがす危険因子になってしまう。
だから、声を上げた人ほど早く消され、静かな空気だけが残っていくのです。
空気を読むことが生存戦略になっている時点で、もう私たちは、矯正室の中にいるのかもしれません。