宇宙の迷子通知【掌編小説】
佐藤直哉(Naoya sato-)
コヨーテの小噺
雨上がりの公園。
地面に最後の一滴が落ちると、主人公のユキは不意に空を見上げる。
そこには通常の虹ではなく、金色に輝く雲の梯子が現れる。
(驚きの声を上げながら)カナ、見て!
空に何か現れたわ!
(興味深げに)え?
何が見えるの?
虹じゃない、それは…
金色の雲の梯子よ!
(笑いながら)ユキ、それはちょっと信じがたいわ
本当よ、カナ!
あれを登れば、どこへでも行けるかもしれない!
(興味を持ち始め)そんなのあったら素敵ね
でも、実際に登るの?
(決意を固めるように)もちろん!
こんな機会、二度とないわ
一緒に来る?
(少し躊躇しながらも)うーん、冒険は好きだけど…
でも、ユキが行くなら、私も行くわ!
(喜びを隠せず)本当?
よかった!
さあ、金色の雲の梯子への冒険が始まるわ!
二人は手を取り合い、金色に輝く雲の梯子に近づく。
梯子を見上げながら、未知への一歩を踏み出す準備をする。
(不安ながらも期待を込めて)本当に安全なのかしら?
(勇気を持って)大丈夫、カナ
この梯子は、私たちを素晴らしい場所へ連れて行ってくれるはずよ
二人は梯子を登り始め、金色の雲を抜けて未知の世界へと旅立つ。
彼女たちの背後では、晴れ渡った空が広がっている。
【幕】