小噺ショート
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謎のメロディと未来【掌編小説】

佐藤直哉(Naoya sato-)
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場面設定

町の静かな朝、主人公のカズトはいつもの通りに家を出ようとしている。

しかし、この日はいつもとは違う。

謎のメロディが聞こえてきて、彼の日常に変化をもたらす。

登場人物

  • カズト:日常に飽き飽きしている若者。
  • アイコ:カズトに新しい世界を見せる謎の存在。

カズト
カズト

(自分の部屋を出ると、立ち止まる)あれ?

またあのメロディが…

アイコ
アイコ

(突然現れ、やさしく微笑む)カズト、その音に耳を傾けてみて

あなたを導くものよ

(驚きながら)誰?

どうして、そのメロディを…?

私はアイコ

あなたがいつもと違う道を選ぶきっかけをあげるために来たの

(興味深げに)いつもと違う道?

そう

そのメロディは、あなたに新しい可能性を示しているの

ただ、一歩を進む勇気を出してみて

(少し戸惑いながらも、決心する)分かった、挑戦してみるよ

どこに行けばいい?

(指をさす)あちら

メロディが鳴り止む場所まで

(歩き出し)こんなこと、初めてだ…

でも、何かが変わりそうな気がする

(カズトを見守りながら)大丈夫、カズト

その先には、思いがけない未来が待っているから

カズトがメロディに導かれて進むと、徐々に景色が変わり、彼は全く新しい世界に足を踏み入れる。

そこは彼が今まで見たこともない美しい場所だった。

(周囲を見渡しながら)信じられない…

こんな場所が、ずっとここにあったなんて

(微笑みながら)見て、カズト

あなたが選んだ道が、どれほど美しい未来をもたらすか

【幕】

ABOUT ME
佐藤直哉(Naoya sato-)
佐藤直哉(Naoya sato-)
ブロガー/小説家
小説を書いていたはずが、いつの間にか「調べたこと」や「感じた違和感」を残しておきたくなりました。
このサイトでは、歴史の中に埋もれた謎や、日常でふと引っかかる“気になる話”をもとに、雑学記事、4コマ漫画、風刺ショートショートとして発信しています。
テーマはちょっと真面目。
でも、語り口はすこし皮肉で、たまにユーモア。
「なんかどうでもよさそうなのに、気になる」
──そんな話を集めて、掘って、遊んでいます。
読んだ人の中に“ひとつくらい、誰かに話したくなる話”が残れば嬉しく思います。
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