宇宙での一日の始まり【掌編小説】
佐藤直哉(Naoya sato-)
コヨーテの小噺
【場面】ソラとエコーが未知の惑星でタイムトラベルマシンの前に立つ。
さて、この惑星の過去を見に行くぞ!
注意してください。
正確な時代への送信が難しいかもしれません。
最初のタイムトラベル。
彼らが目にしたのは惑星の原始時代。
おおっ、これがこの惑星の原始時代か!
予定よりもずっと遠い過去に来てしまいました。
次に試みたのは、惑星の黄金時代への旅。
今度こそ、この惑星の黄金時代を—
しかし、彼らがたどり着いたのは謎の未来都市。
えっ、これは未来?
全然、黄金時代じゃない!
調整が難しいようです。
申し訳ありません。
最後の試みで、彼らは意図せず現代に戻る。
そして、結局戻ってきた…。
冒険は冒険だけど、ちょっと疲れたな。
タイムトラベルは予測不可能な要素が多いことがわかりました。
最後に、タイムトラベルマシンが予期せず爆発し、修理不能に。
これは…計算以上のミスでした。
マシンが爆発?!
もうタイムトラベルはできないのか?
残念ながら、そうです。
この惑星で見つかる他の秘密を探索するしかありません。
まあ、冒険は冒険だ!
この惑星の現在をこれから探索だ。
【幕】