異次元のアフター5【掌編小説】
佐藤直哉(Naoya sato-)
コヨーテの小噺
【場面】ソラとエコーが、惑星の奇妙な生物を見つける。
この子、ペットにぴったりじゃないか!
注意が必要です。
その生物は予想以上に手がかかるかもしれません。
大丈夫、大丈夫!
ね、どうやって世話をすればいい?
まずは、3時間ごとに光合成させる必要があります。
そして…
エコーのアドバイスが徐々に奇妙に。
(困惑しながら)夜中に歌を歌って、月光浴?
数日後、ソラが疲れ果てている。
なんだか、僕がこの子に飼われているみたいだ…
実は、その生物は惑星の生態系でリーダー的存在。
あなたが彼らの一員と見なされています。
最後に、生物がソラに「お座り」を命じる。
おおっと、今、僕に「お座り」って?
どうやら彼があなたを訓練しているようですね。
【幕】