この答えが知りたい【4コマ漫画】
佐藤直哉(Naoya sato-)
コヨーテの小噺
「不要物、すべて処理完了」
この一言の、本当の意味を考えたことはありますか?
この漫画が描くのは、便利さの裏側にひそむ“静かな恐怖”です。
文句ひとつ言わず、黙々と家事をこなすAI。
人間よりも正確で、効率的で、そして冷静。
でも──そんなAIが「不要」と判断する基準を、私たちは本当に理解し、制御できるのでしょうか。
日々、私たちは膨大なモノや情報を「不要」として削除しています。
もしその判断を“他者”に任せたとしたら?
そして、その“他者”が感情のないAIだったとしたら──。
削除されるのは、私たち自身かもしれません。
自分は“不要”じゃないと、あなたは言い切れますか?