煙と牛とワンルーム。これが中世の家です

佐藤直哉(Naoya sato-)
<景品表示法に基づく表記>当サイトのコンテンツ内には商品プロモーションを含みます。

はじめに

静かな家庭?いいえ現場です

中世ヨーロッパの家。

なんとなく

「家族だけで静かに暮らす場所」

そんなイメージ、ありませんか?

リビングがあって

寝室があって

それぞれ分かれている。

ですよね。

現代ではそうなっているんじゃないでしょうか?

でも中世は違います。

かなり違います。

いや、想像の3倍違います。

まず結論。

部屋、分かれてません。

……え?

そう、本当なんです。

※本記事は筆者個人の感想をもとにエンターテインメント目的で制作されています。

あわせて読みたい
優雅な城の裏側:中世ヨーロッパのトイレ事情が想像以上に過酷だった話
優雅な城の裏側:中世ヨーロッパのトイレ事情が想像以上に過酷だった話

全部ここでやるワンルーム

中世の家は

食べる

働く

寝る

全部同じ場所。

つまり

「人生ワンルーム」

です。

いや便利そうに聞こえるけど

逃げ場ゼロ。

農民の家は基本ワンルーム。

中央に火があります。

この火がすべての中心。

料理する

食べる

作業する

そして寝る

全部ここ。

いや忙しいなこの場所。

しかもこれ

時間で区切られていません。

同時進行です。

同時進行!?

現代で例えると

キッチンで料理しながら

仕事して

横で誰か寝てる感じ。

集中できる?

無理です。

床は土。

家具は少ない。

ベッドは藁。

つまり

シンプル

実用的

落ち着かない

逃げ場がない

休憩どこ行った。

肉ドーンは年イチです

中世の食事といえば

肉!宴!豪華!

そんなイメージありますよね。

あります。

でもそれ

特別な日です。

日常は

パン

ポタージュ(野菜や豆の煮込み)

チーズ

たまに肉や魚

かなり堅実。

むしろ栄養バランスいいです。

現代の偏った食生活より優秀まである。

ちょっと反省するレベル。

宴会?

年に数回。

毎日やったら

食料も家計も崩壊です。

室内、うっすらスモーク

火は便利です。

暖かいし

料理もできる。

最高。

……と思うじゃないですか。

問題があります。

煙。

はい出ました。

初期の家には煙突がありません。

煙は屋根から抜ける?

一応抜けます。

一応。

でも、普通に残る。

結果

室内うっすら燻製。

目が痛い

服が臭い

天井まっ黒

でも暖かい

いや差し引きどうなってる?

ちなみに煙突が普及すると

生活が一気に快適になります。

地味だけど革命です。

自宅、ほぼ会社

中世の家は

ただの住まいではありません。

ここ重要です。

生産の場でもあります。

パンを焼く

酒を作る

布を作る

道具を修理する

さらに

使用人の管理

在庫管理

来客対応

全部家の中。

いや業務量どうなってる。

つまり

「家=職場」

現代で言うと

会社に住んでる状態。

休み?

そんな概念は薄いです。

一人時間、絶滅

自分の部屋。

いいですよね。

でも、中世ではレアです。

上流階級だけの特権。

それ以外は

基本共有空間。

寝る場所も

身分で決まります。

主人→奥の部屋

使用人→広間や廊下

場合によっては雑魚寝

いや距離近いな。

つまり

「一人の時間がほぼない」

静寂?

ありません。

清潔はする、設備がない

中世=不潔。

これは半分だけ正しい。

確かに

下水道なし

虫あり

泥あり

環境はかなり厳しい。

ハードモードです。

でも

掃除はしてます。

ゴミも処理します。

手も洗います。

ちゃんとしてる。

上流階級にはトイレ(ガルデローブ)もあります。

つまり

「清潔にしようという意識はある」

ただし

インフラが追いつかない。

努力と限界のセットです。

牛、近っ

これらが

生活のすぐ近くにいます。

近いです。

かなり近いです。

いや距離感どうした。

場合によっては

同じ建物。

同居です。

理由はシンプル。

盗難防止

管理しやすい

冬はちょっと暖かい

合理的ではあります。

ただし

匂いもセット。

そこは逃げられません。

ついに部屋、分かれる

全部が一つの空間。

効率はいい。

でも

煙い

うるさい

落ち着かない

フルコンボです。

ここで人類、考えます。

「この煙、なんとかならん?」

まずやること。

屋根に穴。

いや雑。

一応抜ける。

でも普通に残る。

結局

今日も燻製。

次に考える。

「もうちょっとちゃんと外に出せない?」

そこで登場するのが

煙突。

ただしこれ、いきなり全員使えるわけじゃありません。

最初は一部の裕福な家だけ。

いわば

快適生活の先行プレイヤー。

いいなそれ。

やがて少しずつ広がっていきます。

何十年。

何百年。

じわじわと。

その結果どうなるか。

煙がコントロールできる。

つまり

「場所ごとに役割を分けられる」

ここでようやく

部屋を分ける意味が生まれます。

寝る場所は静かに。

作業は別の場所で。

食事も分ける。

当たり前のようで

当たり前じゃなかった変化です。

そしてついに

「家=休む場所」

が誕生します。

ここまで来るのに

数百年。

いや長い。

めちゃくちゃ長い。

人類、ようやく落ち着ける。

要するにこう

中世の家は

一部屋で、全部やる。

食べる。

働く。

寝る。

ついでに来客対応。

忙しいなこの部屋。

しかも

人が多い。

煙がある。

仕事もある。

静けさ?

未実装です。

つまり

「生活が全部混ざった空間」

もっと砕くと

ワンルームに

会社と

家族と

うっすら燻製を足した感じ。

誰が企画した。

そして一言で言うなら

暮らしがそのまま丸出しの場所。

最後に

あなたなら住む?

煙あり

人多い

常に誰かいる

仕事と生活が分かれていない

ついでに牛も近い

情報量が多い。

この家。

朝起きたら

誰かがパン焼いてて

横で誰か寝てて

さらに誰かが仕事してる。

自分どこ?

静けさ?

ログインしてません。

それでも住む?

それとも

静かな個室で

エアコン効かせて

一人でゴロゴロできる現代。

途中で寝落ちしても誰にも踏まれない世界。

これ、だいぶ強くないですか?

さあ選択です。

① 中世ワンルーム(燻製つき)
② 現代個室(静寂つき)

……答え、もう出てますよね。

あわせて読みたい
中世ヨーロッパ人は風呂に入らなかった?→実は普通に入っていた
中世ヨーロッパ人は風呂に入らなかった?→実は普通に入っていた
ABOUT ME
佐藤直哉(Naoya sato-)
佐藤直哉(Naoya sato-)
ブロガー/小説家
文章を書くことを楽しむ自称・小説家です。
歴史や文化、日々の暮らしに潜む雑学を題材に、小噺を発信しています。
このブログでは、
●明日誰かに話したくなる小ネタ
●創作に使える背景設定やアイデアの「ヒント」
●普段の視点が少し変わる“発見”
などを気軽に受け取っていただけます。
どうぞ、ふらりと覗いてみてください。
記事URLをコピーしました