未来の俺、クレーマー説【4コマ漫画】
佐藤直哉(Naoya sato-)
コヨーテの小噺
いらっしゃいませ。
いつもの玄関を開けたはずなのに──。
そこは、見知らぬ喫茶店でした。
疲れた一日の終わりに、漂うコーヒーの香りとやさしい笑顔。
なぜだか心が落ち着いて、思わず席に座ってしまいます。
けれど、ふと胸の奥がざわつくのです。
「ここは……たしかに、自分の家だったはず」
夢でしょうか、それとも現実?
忘れてしまった何かが、そこにあるのかもしれません。
一体、彼の家はどうなってしまったのでしょう?