水は飲める。でも選べ。中世ヨーロッパのリアルな水事情
はじめに

中世ヨーロッパと聞くと
不潔。
疫病。
そして――
「水は危険だからビールを飲んでいた」
このイメージ。
ありますよね。
わかる。
めちゃくちゃわかる。
……でも。
少しだけ違います。
え、違うの?
違うんです。
ここで一回、常識を壊します。
実は。
水、普通に飲んでます。
え、飲むの?
飲みます。
ただし。
場所による。
そう、まさに水ガチャ社会。
当たり:湧き水
ハズレ:都市の川
この差、だいたい天国と地獄です。
※本記事は筆者個人の感想をもとにエンターテインメント目的で制作されています。

理由①:都市の水、ほぼ“全部入りラーメン”

まず都市。
きれいな川?
キラキラ?
……いいえ。
現実はこちら。
・屠殺場の血と内臓
・革なめしの薬品
・染物の廃液
・生活ゴミ
・し尿(そのままの意味です)
フルコース。
いらないフルコース。
しかもこれ。
同じ水路に流れます。
捨てる水と飲む水が同居。
ルームシェアしてる。
いや分けてほしい。
さらに。
トイレが川の上。
そのまま落ちる。
流れる。
そして使う。

この流れ。
一言でいうと
下水をウォーターサーバーに直結。
いや契約解除して。
結果どうなるか。
赤痢(腸の感染症)や下痢が日常化。
お腹、常に会議中。
議題:限界。
理由②:でも全部が危険、ではない

ここ大事。
全部アウトではない。
農村。
普通に安全。
え、急にホワイト企業。
理由はシンプル。
・人が少ない
・工業がない
・汚す人が少ない
つまり
川がちゃんと川。
都市は…ちょっと忙しすぎた。

さらに
井戸と湧き水。
これが優秀。
地下水=自然ろ過。
いわば
大地のフィルター。
無料なのに高性能。
現代ならサブスク契約確定。
理由③:中世人、けっこう厳しい審査員

じゃあ当時の人。
適当に飲んでた?
いいえ。
めちゃくちゃ見てます。
基準はこちら。
濁ってる → 不採用
臭い → 不採用
流れがほとんどない(池や水たまりで藻が浮く、あの感じ) → 不採用
採用基準が厳しい。
面接官かな?

しかもランキングまである。
・井戸水 → Sランク
・湧き水 → Aランク
・川・沼 → B以下(要注意)
完全にTier表。
さらにすごいのが
「川の水は沸かせ」
いや正解。
理由はちょっと違う。
瘴気(悪い空気)が原因だと思っていた。
でも行動は満点。
理由ミス、結果オール正解。
試験官もニッコリ。
理由④:「ビール=水の代わり」は半分だけ正しい

よくある話。
「水が危険だからビール」
いや、半分だけ。
水、飲んでます。
普通に。
ただし
安全な水があるときだけ。
めちゃくちゃ現実的。
で、ビール(エール)。
これが面白い。
アルコール1〜2%。
ほぼ軽い飲み物。
しかも穀物由来。
カロリーあり。
つまり
液体ごはん。
飲むごはん。
おにぎりの液体版。
いやそれは違う。

さらに
醸造で加熱されるので
場合によっては水より安全。
ただし。
目的は安全じゃない。
普通に食事。
ここ重要。
水とビールは
ライバルではなく
同僚です。
理由⑤:中世にもちゃんとインフラがある

中世=原始的。
そう思ってませんか?
実は違います。
意外かもしれませんが
水道があります。
え、あるの?
ある。
100都市以上。
意外としっかりしてる。
しかも内容が本格的。
郊外のきれいな水を
パイプ(木をくり抜いた木管や鉛でできた管など)で引く。
天然水デリバリー。
送料無料(たぶん違う)

さらに。
修道院。
ここがすごい。
・飲み水
・生活用水
・排水
全部分離。
え、現代住宅並みなのでは?
中世、やるときはやる。
理由⑥:つまり“水源ガチャ”で人生が変わる

ここが結論。
中世の水。
危険だった?
答え。
場所による。
以上。
……では終われないので続けます。
農村 → 安全
修道院 → 超安全
都市の一部 → カオス
差が激しい。
温度差で風邪ひく。
つまり
問題は時代じゃない。
アクセス。
どの水に出会うか。
これ。
まとめます。
水は毒ではない。
でも
水源は運。
中世ヨーロッパ、だいたいこれです。
最後に

もしあなたが中世に行ったら。
まず何を探しますか?
剣?→違う。
宿?→違う。
井戸。
そう、まず井戸。
そして祈る。
その水が――
“全部入りじゃないことを”。


