冷めた声【4コマ漫画】
佐藤直哉(Naoya sato-)
コヨーテの小噺
この作品はフィクションです。
実際の団体や人物は関係ありません。
「今日は建前ナシでいこう」
そう言われた瞬間、あなたはどう感じますか?
安心する人もいれば、逆に身構える人もいるかもしれません。
なぜなら、「本音で話していいよ」という言葉の裏に、“話していい範囲”の空気がすでに漂っていることが多いからです。
発言した瞬間、場が静まり返る。
目が合わなくなる。
話題がスッと遮られる——。
それは、本音を歓迎しているのではなく、「都合のいい本音」だけが許されている空間かもしれません。