真実の味【4コマ漫画】
佐藤直哉(Naoya sato-)
コヨーテの小噺
あなたの部屋のカーテンが、風もないのに揺れていたことはありませんか?
もしかしたら、それは“誰か”が入れ替わろうとしていた合図なのかもしれません。
この物語の彼女は、いつから交代していたのでしょう。
カーテンの向こうにいたのは本当に彼女自身だったのか、
それとも、彼女に“なろうとする何か”だったのか——。
不思議なことに、入れ替わったあとも周囲は気づかなかったりします。
ただ、誰もがこう口にするのです。
「あの子、なんだか少し変わったよね」と。
さて、最後にひとつだけ。
あなたの家のカーテン、今も揺れていませんか?